セレブのパーティにジェフが呼ばれていたので、
ついでに、出不精のお父さんも誘って一緒に行くことにしました。
お父さんも、ずっと家の中で執筆と家事ばかりしていたら
(女性との)出会いもないですからね。
正装すると、二人とも、びしっと決まってるじゃないですか。
お父さんの背広姿って、初めて見たわ(笑)
主催者のセレブに挨拶して、あわよくば、お父さんのお相手をGET・・・と
思っていた、ちょうどその頃。
ヴィクターが一人でお留守番していた家の前が、
なんだか、とんでもない状況になってました。
最初は一人だけだったので、何してるのかな?と思っていたんですが
いつのまにか、三人も玄関ドアの前に集まってきた!
これが、もしや、「家にまで押しかけてくるパパラッチ」ってやつですか?
しかも、その中の一人は、なんと、ティアラじゃないですか。
本当は、お父さんじゃなくて、ティアラをパーティに誘いたかったジェフだったので
家の前に来てるなんてラッキー、と思った中の人は
早速、ジェフが帰ってくるまでの間、ヴィクターにティアラを引き止めてもらう作戦に。
実は、その朝、ジェフはこんな夢を見ていたり・・・
こんな願望まで持っていたり・・・
(願望がほとんどティアラ相手なジェフ。これが恋する男というものか)
ここは、自宅にティアラを招き入れる→一緒にホットタブに入る→ティアラとキス→
あわよくばウフフ・・・なんてムボーなことを、
ジェフと中の人は計画していたのでした。
うん、今晩は忙しくなりそうだ!
と、そんなときに限って、なぜか、マッティが家にやってきて、入れてくれと。
せっかく遊びに来てくれたし、マッティとは前からお友達になりたかったので、
まあ、いいかと思って、家に入れたのが、
(たぶん)この夜の最大の過ちだったのでした・・・。
招き入れたマッティには、中で適当に遊んでもらって
ジェフがパーティ会場から家に戻ってくる間の時間稼ぎに
ヴィクターはティアラと一生懸命お話中。
その頃には、ほかのパパラッチも退散しておりました。
「えっと、僕の大好きな映画は、『カクテル』っていう
主演のトム・クルーズがかっこいい映画なんだけど・・・」
ヴィクターの心の声(早く帰ってきてよ、お兄ちゃん~)
もう、このときのヴィクターの体力ゲージは倒れそうなほど真っ赤(^^;
そういえば、マッティはどうしてるんだろうと思い、家の中を探してみると・・・
ベランダのホットタブに入ってる!!
そこは、これからジェフとティアラが二人きりで入る予定なんだから、
ダメでしょうー!
しかも、ホットタブに入る前に、ジェフに勢い付けに飲ませようと思ってた
残り一杯のロマンティック・カクテルまで飲んじゃってるし!
ちょうど、そこに、ジェフが帰ってきたので、ティアラの相手はジェフにまかせて
デートのお邪魔虫にならないよう、(ヴィクターに指示して)マッティには帰ってもらいます。
ごめんね、マッティ。こんな大事な夜じゃないときに、また来てね。
じゃあ、いよいよ、ティアラとグループ組んで、
ジェフが家の中に入って、ホットタブに入れば、うまく行くはず・・・
ん? 帰ったと思ったマッティが、まだいるんですけどっ。
すぐ横がホットタブなんだから、こんな
(マッティ、ごめんよ(笑))
もう、お役御免とばかりに、倒れそうになりながらベッドルームに行こうと
階段をあがりかけていたヴィクターを慌てて呼び戻して、
マッティに再び帰ってもらうよう言って、と指示。
そんな合間にも、ジェフには(お邪魔虫が退散するまでの)時間稼ぎの会話を
ティアラとさせてたけど、
ティアラは、いい加減、待たされて飽きてきたのか、
バーかクラブに遊びに行きたいわ、って言い出す始末。
あっ、いや、だから、もうちょっと待って・・・
(慣れないガーデニングの話までしてる)ジェフと中の人は引き止めるのに必死。
やっと、マッティが今度こそ本当に帰ってくれて、追い出し役のヴィクターも
ジェフも中の人も、内心ほっとしていると、
その矢先、今度は、ティアラまでが帰ってしまいました・・・。
一晩中かけて、(お父さん以外の)全員でてんやわんやした結果がこれとは・・・orz
まあ、玄関先でお話するだけだったもんね。
いやー、ほんと、なかなかうまく行かないものですね(^^;